2007/01/31

[盤評] Polaris / 空間

空間
空間
posted with amazlet on 07.01.31
ポラリス
ピーエスシー (2006/10/04)
売り上げランキング: 23774



2006年10月の作品。


ジャンルはDub Pop。


聴いているだけで気持ちよくなる、

Dub Popの代表格、

Polarisの最新作です。


Bonobosとはまた違った感じで、

丸みがあるというか、

優しい声と音が印象的です。


過去の作品と聴き比べてみても

着実にレベルアップしていることが分かる

1枚です。


★★★★☆

[盤評] V.A. (Flower Records) / F.E.E.L.3 Far East Easy Listening 3

no image
オムニバス
インポート・ミュージック・サービス (2004/01/21)
売り上げランキング: 89641



2004年の作品。


ジャンルは...Club系とでも言いますか。

色々あります。


Club系のレーベルFlower Recordsのコンピレーション。


日本人Club Musicianの作品を集めたCDです。


この作品でもJazztronikや

Studio Apartmentなどが参加していますが、

以前の作品には

Sunaga t Experienceなんかも参加しており、

結構豪華な顔ぶれになっています。


ただ、この3での一押しは、

そのようなBig Nameではありません。


1曲目を飾る

M.O.K.ことDJ Moriokaの

”Fly"。


落ち着いた曲調と

重なり合う音が

とにかくクールです。


ちなみに、M.O.K.は

新潟で活動するDJとの事。


mixiにはコミュニティもあります。

(早速参加しました。)


現在Album製作中という事で、

期待が高まるばかりです。


★★★★☆

2007/01/29

[盤評] The KLF / White Room

White Room
White Room
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The KLF
Arista (1992/02/20)
売り上げランキング: 52969



1991年の作品。


ジャンルは...Techno、Houseあたりでしょうか。


前作"Chill Out"とは音も方向性も

全く似ても似つかない作品。


Chill Outを期待して聴くと

痛い目を見ます。


ただ、これはこれでかっこいい。


今のHouseとか、

Club系のルーツという感じで、

Chill Outと別物と考えれば、

かなり楽しめるのではないでしょうか。


★★★★☆

2007/01/28

[盤評] The KLF / Chill Out

Chill Out
Chill Out
posted with amazlet on 07.01.28
The KLF
Wax Trax! (1993/04/08)
売り上げランキング: 15001



1990年の作品。


ジャンルはChill Out。


というより、

この手の音楽が

"Chill Out"と呼ばれる

語源となった作品。


おそらくこの辺りのジャンルを

聴いている人であれば、

誰でも知っているだろうというくらい有名な、

The KLFの名盤です。


小川のせせらぎ、

羊の声、

道の真ん中、

電車の通過。


いろいろな音が

現れては消え、

その名の通り

ゆったりフワフワとした、

落ち着ける空間を

創り出しています。


眠る時に聴くのに

ピッタリかも知れません。


曲毎ではなく、

アルバム全体を通して

何度も聴きたい

1枚です。


★★★★★

2007/01/27

[盤評] ganga / I Dream about Trees

no image
I Dream About Trees
posted with amazlet on 07.01.28
Ganga
Music for Dreams (2005/12/20)
売り上げランキング: 354201



2005年の作品。


ジャンルはAmbient Techno、Chill Out系。


たまには

あまり知っている人はいないだろうという

マイナーなところから。


Cafe der MarやBudda Barのような

Chill Out系のコンピレーション、

blueline Compilation volume 2

1曲目を飾るgangaのオリジナルです。


思わず聴き入るような美しいメロディが、

ギターの生音を中心に紡がれています。


ちなみに、Chill Outは英語で"落ち着く"などの意味。


その言葉に違わず、

まさにリラックスしたいときに

ぴったりの1枚です。


特に、
blueline Compilationにも収録されている、

"Sweet Morning"は必聴。


Cafe der Marや、

Enigmaなどが好みの方には

きっと気に入ってもらえると

思います。


★★★★☆

2007/01/26

[盤評] bonobos / Hover Hover

HOVER HOVER
HOVER HOVER
posted with amazlet on 07.01.26
bonobos 蔡忠浩 千住宗臣 辻凡人
ドリーミュージック (2004/03/03)
売り上げランキング: 38622



2004年の作品。


ジャンルはDub Pop。


記念すべきbonobosの1stです。


最初の曲から

最後まで

しっかり聴かせてくれます。


"Electlyric"や"あ、うん"に比べても

遜色のない作品。


既にこの頃から、

bonobosらしさが垣間見えます。


良い意味で

変わらない

らしさ。


その

らしさ

を忘れない限り、

これからも素晴らしい作品を

作り出していってくれる事でしょう。


★★★★☆

九段 斑鳩

休みをもらったものの、特に予定がない。


ということで、

昨日のTV番組に影響されて、

九段の斑鳩に行ってみました。


TVの影響か、13:30頃着いたものの、結構な行列。


1時間くらい待ちました。


味の方は、確かにおいしいです。


うん。


ただ、1時間待った甲斐があったかというと、

少し微妙。


落ち着いて食べている余裕がなかった

というのもあるのかも知れませんが、

そこまで絶賛する程ではない、というのが

正直な感想です。


ラーメンデータベースでも高い評価を受けていたので

期待しすぎていたところもありますが、

名店と呼ばれるところのラーメンは

こんなものなのかぁと

思いを馳せつつ、

食したのでありました。

平日休日

人生もあれば楽もあります。


職場で新年を迎えた今年のお正月。


その代休という事で、明日はお休み。


遅かれながら、お正月休みです。


多分夏休み以来の

平日の休暇。


特に予定がある訳ではないので、

のんびりと過ごします。

2007/01/25

[盤評] bonobos / electlyric

electlyric
electlyric
posted with amazlet on 07.01.25
bonobos 蔡忠浩 朝本浩文 佐々木康之 辻凡人
ドリーミュージック (2005/06/01)
売り上げランキング: 11801


2005年の作品。


ジャンルはDub Pop。


"Golden Days"に先立つ、

bonobosの2nd Albumです。


シングル曲の"Thank You for the Music"、

bonobosを聴き始めるきっかけにもなった"あの言葉、あの光"、

この2曲がとても良いです。


ゆったりしていながら、

芯のある音。


聴いていて、

とても気持ちの良い作品です。


★★★★☆

[盤評] Bonobos / Golden Days

GOLDEN DAYS
GOLDEN DAYS
posted with amazlet on 07.01.25
bonobos 蔡忠浩 佐々木康之
ドリーミュージック (2005/11/23)
売り上げランキング: 4713



2005年の作品。


ジャンルはDub Pop。


以前紹介した、"あ、うん"の1つ前のmini Albumです。


相変わらず、Groove感あふれる、

聴いていてゆったり気持ち良い作品です。


ただ、全体的にレベルは高いものの、

これは、と思える曲がないのも確か。


他の作品に比べると、

少し地味な印象です。


★★★☆☆

2007/01/23

[盤評] i-dep / Meeting Point

MEETING POINT
MEETING POINT
posted with amazlet on 07.01.23
i-dep
インディペンデントレーベル (2004/07/28)
売り上げランキング: 36283



2004年の作品。


ジャンルはClub Jazz。


i-depの1st mini Albumです。


この頃はまだJazz色が強いながらも、

既に今のi-depのスタイルが垣間見えます。


色々なコンピレーションに収録されている"Rustlica"や、

いかにもi-depという"Good Water"、

そうかと思えば、nobodyknows+のG-Tonをfeatureした

Rap曲"Amore"なども入っていて、

多彩な内容になっています。


★★★★☆

2007/01/22

[盤評] i-dep / Smile Exchange

smile exchange
smile exchange
posted with amazlet on 07.01.22
i-dep
インディペンデントレーベル (2005/07/20)
売り上げランキング: 7219



2005年の作品。


ジャンルは、iTunes StoreだとJazzになっていますが、

Club Jazzくらいかと。


以前"Super Departure"を紹介した、

i-depの2ndです。


爽やかなタイトルとジャケットに負けず劣らず、

とてもPopで爽やかな作品です。


跳ねまわる音と、

少し歪んだ声が、

心地良い気分にしてくれます。


なかでも、

静かな真夏の青空をイメージさせる

"Raise Your Hands”はオススメ。


きっと、

元気になれます。


★★★★☆

2007/01/21

[盤評] Studio Apartment / People to People

PEOPLE TO PEOPLE
PEOPLE TO PEOPLE
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Studio Apartment
インディペンデントレーベル (2005/07/06)
売り上げランキング: 18634



2005年の作品。


ジャンルはClub Jazz、Piano Houseあたり。


更にClub色の増した、

Studio Apartmentの3rdです。


MUSeUMシリーズにもカットされた、

"We are Lonely"や"Isn't She Lovely"も

収録されています。


前作に比べて、

全体的にレベルアップはしていると思います。


しかしながら、

やはりこのアルバムでも

当たり外れが激しい

という印象を受けます。


"We are Lonely"、"Love is the Answer"など

良い曲はすごく良いので、

それを目的に聴く価値はあると思いますが、

アルバム全体を繰り返し聴くのは

少し苦しいかもしれません。


★★★★☆

[盤評] Studio Apartment / World Line

WORLD LINE
WORLD LINE
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Studio Apartment
インディペンデントレーベル (2004/07/07)
売り上げランキング: 2122



2004年の作品.


ジャンルはClub Jazz、あるいはHouse。


Studio ApartmentのOriginal 2nd Albumです。


前作に比べて、大分Floor色が強くなっています。


ただ、全体的にしっかりとまとまっており、

良いアルバムに違いはないのですが、

Studio Apartmentのアルバムは総じて

曲の当たり外れが大きいというか、

良い曲は凄く良いのに、

それ意外はあまり印象に残らない、

そんな感じを受けます。


"World Line"も、

"Flight"や"Life from the Sun"は

凄く良いのですが、

他の曲は印象が薄いというのが

正直な感想です。


そうはいっても、

その2曲のために

"World Line"を聴く価値は

十分にあると思いますが。


★★★★☆

2007/01/20

[盤評] Studio Apartment / Paraiso Terrestre

no image
PARAISO TERRESTRE
posted with amazlet on 07.01.20
Studio Apartment
インポート・ミュージック・サービス (2002/04/13)
売り上げランキング: 22050



2002年の作品。


ジャンルはClub Jazz、Brazilian Jazzという感じ。


MUSeUMシリーズのStudio ApartmentのOriginal 1stです。


MUSeUMシリーズから遡る事4年くらい前の作品という事で、

最近のStudio Apartmentとは少し感じが違う気がします。


”Campo Na Primavera"、"Som Estraho"、"Cannan"など、

良い曲はありますが、

この頃はまだJazz色が強いです。


踊るためというよりも聴くためのもの。


ClubでもLoungeが似合いそうな

1枚です。


★★★☆☆

2007/01/18

[盤評] Bill Evans & Jim Hall / Intermodulation

Intermodulation
Intermodulation
posted with amazlet on 07.01.18
Bill Evans with Jim Hall
Verve (1990/10/25)
売り上げランキング: 4240



1966年の作品。


ジャンルはJazz。


先に紹介した"Undercurrent"に続く、

Bill EvansとJim Hallのコラボレーションアルバムです。


ジャケットも"Undercurrent"と比べるまでもないものですが、

内容も"Undercurrent"に比べると

マイナーな印象を受けます。


そうは言っても、もちろん悪いという訳ではなく、

演奏自体は素晴らしい。


何と言うか、Jazzの持つ甘さ、柔らかさが

前面に出ている、

そんな感じを受ける作品です。


★★★☆☆

[盤評] Keith Jarrett / The Koln Concert

ザ・ケルン・コンサート(でかジャケ)
キース・ジャレット
ユニバーサルクラシック (2005/12/07)
売り上げランキング: 12150



1975年の作品。


ジャンルはJazz、あるいはClassicalに入るかもしれません。


またも名盤中の名盤、

Jazz Pianist Keith Jarrettのライブ盤です。


最早何も言う事はありません、

と言ってしまうくらいに素晴らしいです。


ライブで即興で弾いていると思えないほどに

美しい旋律と、

ライブであるが故に溢れ出る

雄々しい気迫とが

見事に調和しています。


まさにJazz Pianoのマスターピース。


Jazzに興味のある人はもちろん、

ClassicalやChill Out、癒し系などが好きな人にも

是非聴いてほしい1枚です。


★★★★★

2007/01/16

[盤評] Bill Evans & Jimm Hall / Undercurrent

Undercurrent
Undercurrent
posted with amazlet on 07.01.16
Bill Evans
Blue Note (2002/07/29)
売り上げランキング: 79



1962年の作品。


ジャンルはJazz。


誰でも一度は名前を聞いたことがあるであろう

Jazz Pianoの巨匠Bill Evansと、

Jazz Guitarist Jim Hallとの

コラボレーションアルバム。


Jazzを聴かない人にとっては馴染みがないかもしれないものの、

いわばJazzの古典とも言える

超名盤です。


まずアルバムの顔である

ジャケットが素晴らしい。


どこかで

世界で最も美しいジャケット

と評されていたのを見たことがありますが、

本当にその通りだと思います。


音の方も、ジャケットに違わず

非常に素晴らしい内容になっています。


真夜中と

ウィスキーと

葉巻が似合う、

ムーディなJazzという感じで、

哀愁を帯びたPianoとGuitarの音が

美しく絡み合います。


Jazzに興味のある人は

必聴の1枚。


今ならAmazonで安くなっているようですし、

是非この機会にどうぞ。


★★★★★

2007/01/15

[盤評] クラムボン / 3 peace Live at 百年蔵

2006年11月の作品。


ジャンルはPop。


本当は別の作品を紹介するつもりでしたが、

土曜日にレンタルしてきて、

今日1日聴いてしまったので、ご紹介。


言わずと知れた

クラムボンの

ライブ盤です。


Amazonのレビューにもありますが、

このアルバム、

とても録音が良いです。


本当に最初から最後まで

余すところなく収録しているような感じで、

MCも、

お客さんのかけ声やざわめきも、

そしてもちろん演奏も、

会場のすべての音が聞こえてきます。


会場の楽しそうな雰囲気や、

空気感が伝わってきて、

実際にライブに行ったような、

そんな印象を残す作品です。


ライブ盤の中でも、

非常にレベルの高い作品だと思います。


★★★★★


3 peace ~live at 百年蔵~
3 peace ~live at 百年蔵~
posted with amazlet on 07.01.15
クラムボン 原田郁子 ミト 永積タカシ
コロムビアミュージックエンタテインメント (2006/11/22)
売り上げランキング: 12383

2007/01/14

[盤評] V.A. (Studio Apartment) / MUSeUM Melpomene

2006年12月の作品。


ジャンルはHouse。


Studio Apartment 森田昌典のおくるmix CDシリーズの最新作です。


2006年の締めと言うことで、

なかなかレベルの高い仕上がりになっています。


1曲目のDennis Ferrer "Touch the Sky"から

2曲目Fudge "Bipolar (Original mix)"、

3曲目のAme "Rej (Pastaboys Club mix)"、

そして4曲目のTiger Stripes "Spacious Mind"という

一連の流れが非常にCoolです。


特に2曲目と、

Dennis Ferrerによる2曲が

お気に入りです。


Blazeとの競作となる、

Studio Apartmentの新曲

"The Rising Sun"も、

曲が長いため少しテンションが落ちる感じは受けるものの、

それほど悪い出来ではなく、

十分聴ける内容だと思います。


★★★★☆


MUSeUM Melpomene Mixed by Masanori Morita(STUDIO APARTMENT)
MASANORI MORITA(STUDIO APARTMENT)
インディペンデントレーベル (2006/12/06)
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2007/01/13

[盤評] V.A. (Studio Apartment) / MUSeUM Clio

2006年5月の作品。


ジャンルはHouse。


Studio Apartment 森田昌典のmix CDシリーズの第2弾です。


前作のCalliopeがどちらかというとフロア寄りで、

単に聴いているだけだと単調な感じでしたが、

このClioは、単に聴いているだけでも

十分楽しめます。


Calliope同様踊れる曲がメインなのは確かですが、

Daishi Danceの"Let Life Loose"や

Teddy Douglasの"The Path (Salvation Main mix)"などの

エモーショナルな曲がスパイスになっており、

きれいに纏め上げています。


ただ、Studio Apartmentによる

Stievie Wonderのカバー"Isn't She Lovely"は

残念ながら、

個人的には今一つという感じです。


★★★★☆


MUSeUM Clio
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MASANORI MORITA(Studio Apartment)
インディペンデントレーベル (2006/05/17)
売り上げランキング: 37519

2007/01/12

[盤評] VA (Studio Apartment) / MUSeUM Calliope

2006年3月の作品。


ジャンルはHouse。


Studio ApartmentのMIX CDシリーズ第一弾。


非常に安定してます。


安心して聴ける感じです。


ただ、逆にまとまりすぎていて、

山がない感じもします。


その意味では、

DISC 2のStudio Apartmentの"We are Lonely"の方が

印象が強いかもしれません。


★★★★☆


MUSeUM -Calliope-
MUSeUM -Calliope-
posted with amazlet on 07.01.12
MASANORI MORITA (Studio Apartment)
インディペンデントレーベル (2006/03/08)
売り上げランキング: 33819

2007/01/11

[盤評] VA (須永辰緒) / 須永辰緒の夜ジャズ No. 4

2006年5月の作品。


ジャンルはJazz。


須永辰緒のJazzコンピレーションの

シリーズ第4作です。


このNo. 4は、先に紹介したNo. 1に比べて

まさにJazzっ!

という感じです。


それほどビッグネームは入っていませんし、

No. 1に比べて山というべき部分も少ない気はしますが、

個々の曲はどれもレベルが高いです。


タイトル通り、

真夜中に聴くには

ぴったりかも知れません。


★★★☆☆


no image
Various Artists
Toshiba EMI =music= (2006/05/17)
売り上げランキング: 13428

2007/01/10

[盤評] VA (須永辰緒) / 須永辰緒の夜ジャズ No. 1

2005年の作品。


ジャンルはJazz。


レコード番長こと須永辰緒セレクトの

Jazzのコンピレーションシリーズ第1作です。


これまで紹介したe.s.t.を中心に、

Miles DavisやArt Blakey、

THe PeddlersのVocalものまでを集めた内容になっています。


e.s.t.で始まりe.s.t.で終わっている事からも分かる通り、

このアルバムの1番の聴き所は

やはりe.s.t.でしょう。


ただ、その他の曲も、

若干地味な印象は受けるものの、

佳作揃い。


間違いなく良盤です。


Jazzの入門編にも

良いかもしれません。


★★★★☆


Jazz Allnighters
Jazz Allnighters
posted with amazlet on 07.01.10
オムニバス e.s.t. urb ユッカ・エスコラ ザ・バッド・プラス ザ・ペドラーズ イブ・グリンデマン・アンド・ヒズ・オーケストラ
ソニーミュージックエンタテインメント (2005/08/24)
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2007/01/09

[盤評] Esbjorn Svensson Trio / Good Morning Susie Soho

2000年の作品。


ジャンルはJazz。


これまで紹介したe.s.t.の作品の中では、

最も実験的という印象を受ける作品です。


まさにFuture Jazzという感じ。


須永辰緒の夜ジャズにも収録された、

"Spam-Boo-Limbo"という曲の

疾走感がクールです。


また、ピアノ、ベース、ドラムス

個々のレベルの高さが前面に出た作品になっています。


"The Face of Love"のベースは

圧巻です。


★★★★☆


グッド・モーニング・スージー・ソーホー
e.s.t.
ソニーミュージックエンタテインメント (2003/04/23)
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2007/01/08

[盤評] Esbjorn Svensson Trio / Strange Place for Snow

2002年の作品。


ジャンルはJazz。


"Seven Days of Falling"の前の作品に当たります。


さらにその前に続く

"From Gagarin's Point of View",

"Good Morning Susie Soho"

からの3部作の完結編ということで、

"Seven Days of Falling"などと比べると

確かに少し印象が異なります。


この作品は、その名の通り、

何となく"冬"を思い起こさせるような、

全体的に静寂な印象を受けます。


静かな分、美しいピアノの旋律がよく映えていて、

よりエモーショナルな感じになっていると思います。


この作品も秀作。


★★★★★


ストレンジ・プレイス・フォー・スノウ
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ソニーミュージックエンタテインメント (2002/10/09)
売り上げランキング: 15795

2007/01/07

[盤評] Esbjorn Svensson Trio / Seven Days of Falling

2003年の作品。


ジャンルはJazz。


E.S.T.ことEsbjorn Svensson Trioの

通算8枚目、

Viaticumの1つ前の作品です。


このアルバム、とにかく良いです。


名曲揃いなのは当然ですが、

何よりもタイトルチューンが素晴らしい。


タイトルチューン"Seven Days of Falling"は

Esbjorn Svensson Trioの作品の中では

比較的"普通の"Jazz寄りの作品だと思います。


そのせいもあってか、

思わずこちらも身構えてしまうような、

緊張感が感じられます。


曲自体も、

必要以上の音を使わないかのような

構成になっており、

非常に美しい曲です。


この曲は本当に多くの人に聴いて欲しい、

そう思える1枚です。


★★★★★


no image
e.s.t.
ソニーミュージックエンタテインメント (2003/11/06)
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2007/01/06

[盤評] Esbjorn Svensson Trio / Viaticum

2005年3月の作品。


ジャンルはJazz。


"Tuesday Wonderland"の1つ前の作品です。


"Tuesday Wonderland"や、

もう1つ前の"Seven Days of Falling"に比べると

地味というか、

聴き所が少ないというのが

正直な感想です。


きれいな曲はあるのですが、

淡々としていて、

山場がない感じ。


全体的に静かな印象です。


★★★☆☆


no image
ヴァイアティカム
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e.s.t.
ソニーミュージックエンタテインメント (2005/03/24)
売り上げランキング: 74978



以上、1月6日分まで。

[盤評] Bonobos / あ、うん

2006年5月の作品。


ジャンルはReggaeというか、Dub Popという感じ。


ゆったりとしたグルーヴ感が

とても心地の良い1枚です。


Bonobosの音楽は、

まさにOne & Only。


少なくとも日本では、

もしかしたら世界でも、

この音楽ができるのはBonobos以外にはいないのではと感じてしまいます。


本当にそれくらいスペシャル。


是非1度この音楽に

触れてみる事をお勧めします。


そして、

もし似たようなアーティストをご存知だったら、

是非教えて下さい。


★★★★☆


あ、うん
あ、うん
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bonobos 蔡忠浩 朝本浩文 佐々木康之
ドリーミュージック (2006/05/24)
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[盤評] VA (Studio Apartment) / Museum Euterpe

2006年7月の作品。


ジャンルはHouse。


Studio Apartmentこと森田昌典のmix CDの3作目。


mixも決して悪くはないのですが、

このアルバムは

Studio Apartmentの新曲"Siarre"ありきでしょう。


Houseな曲に

アフリカ系のVocalとパーカッションがのっており、

クールな印象。


曲のパワーに押されてか、

この曲を聴くと、

なぜが元気が出てきます。


DISC1 (mix) : ★★★☆☆
DISC2 ("Siarre") : ★★★★★


MUSeUM Euterpe
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MASANORI MORITA(STUDIO APARTMENT)
インディペンデントレーベル (2006/07/19)
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[盤評] i-dep / Super Departure

2006年7月の作品。


ジャンルはClub Jazz。


カフェ系、ラウンジ系のコンピレーションにも

多数参加している

i-depの3rd。


とにかく爽快な1枚。


踊れる曲というよりも、

Popで

Cuteで、

昼下がりのBGMとして

流しておけそうな作品。


Club Musicを聴かない人にも

お勧めできる1枚です。


★★★★☆


Super Departure
Super Departure
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i-dep
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[盤評] Daishi Dance / The P.I.A.N.O. Set

2006年7月の作品。


北海道をメインに活動しているDJ、

Daishi Danceの

1stです。


ジャンルとしてはPiano Houseという感じだと思います。


このアルバム、

はっきり言ってすごいです。


捨て曲なしの名盤。


アルバムとしての完成度はもちろん、

個々の曲の完成度も

これまで聴いたCDの中でも

トップクラス。


Houseなので、

基本的には踊れる曲がそろっているのですが、

どの曲もどこか哀愁を帯びた感じになっていて、

美しい仕上がりになっています。


Dance Music好きは必聴。


★★★★★


the P.I.A.N.O.set
the P.I.A.N.O.set
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DAISHI DANCE
インディペンデントレーベル (2006/07/19)
売り上げランキング: 207

[盤評] Esbjorn Svensson Trio / Tuesday Wonderland

既に新年も

6日が過ぎてしまっているので、

とりあえず

最初の5日分は

VOX"今年の音楽TOP5"であげた

5枚という事で。

いきなり手抜きですが...


さて。

記念すべき1枚目は

e.s.t.ことEsbjorn Svensson Trioの

"Tuesday Wonderland"。


2006年の10月頃の作品です。


ジャンルとしてはJazzになると思いますが、

いわゆるJazz ClubのJazzというような、

典型的なJazzではなく、

Future Jazzというか、

もっと実験的という感じです。


シンセサイザーとか、

パーカッションとか、

エフェクタの音とか、

色々な音が聴こえます。


ただ、その融合感はすごい。


それらの音が作り出す空間と、

ベースとドラムの作り出す緊張感と、

そしてピアノの美しいながらも気迫あふれる旋律とが

相まって作り上げる音は

圧巻です。


CDの帯に

"この10年で最もエキサイティングなバンド”という

紹介がありましたが、

それに違わぬ1枚になっていると思います。


★★★★★


no image
イー・エス・ティー
ユニバーサルクラシック (2006/10/04)
売り上げランキング: 9288

盤評

Blogも日々継続して書いていきたいものですが

書く事がないと

なかなか難しいもの。


そんな中で

毎日書けそうなテーマはないかと考え、

自分が聴いたCDを

1日1枚

淡々とレビューしていってみようかと

思います。


以前VOXで

今年の音楽TOP5"の記事を書いたときに

買ったり借りたりして

手元にあった音源は

2006年発売のものだけで

370枚弱。


1日1枚でも

いけない事はない数です。

継続は力なり

という言葉の大切さを

最近痛感します。


世の中には

"〜する技術”とか

”〜のしかた”とか

いろいろな本が出ていますが、

結局最終的には、

どんなやり方であれ、

1つのやり方を継続して、

スタイルを確立する事が重要なのではと

感じるのです。


という事で、

今年の目標は

"継続"。


小さな一歩をしっかりと

積み上げていきたいものです。

2007/01/01

あけましておめでとうございます

2007年の始まりは

見事に職場で迎えることに

なりました。


今年も

忙しい一年に

なりそうな予感です。


皆様にとって

この一年が

実り多き年になりますように。